2019.06.03
埼玉県民による、投資先としてみた「埼玉」と県民についての考察
こんにちは、マーブルの菅原でございます。
いつもネタ記事ばかり書いているのですが、たまには、投資家の皆様に有益?なblogを書こうと思います。
ズバリ今回のテーマは「投資先としてみた時の埼玉県民の生活について理解しよう!」です。
そして、次回の記事で最近高利回り物件が出てきたとあるエリアの落とし穴についても記事にしてみたいと思います。
(記事を書いている途中で2部作にした方が適切であることに気づいてしまいました。。。)
なお、このブログは菅原個人の主観に100%基づいて書かれております。
川口で32年前に生を受け、春日部で義務教育受け、高校は北浦和まで1時間かけて通い、現在は春日部の実家と大宮の事務所とマーブル東京本社を行き来する人間の偏見も多分に入っておりますが、ご了承ください。
ただし、さいたま新都心のコクーンで中華料理を食べてから、レイトショーの「翔んで埼玉」を見るというデートをするくらいの、平均的埼玉県民であると自負しており、さほど間違いがあるとも思えませんし、埼玉県民以外からのクレームは受けません!
今回一番お伝えしたい点はこれです!
埼玉は縦のラインで考えろ!
ご存知の方も多いと思いますが、埼玉県は横移動がほぼできない県のため、横の交流は一部例外エリア(東武野田線沿線、武蔵野線沿線、川越線沿線)を除いては、ほぼありません。
そして、同じ県内でも、専ら、縦の移動により文化・生活圏が作られるため、他の縦のラインに該当するエリアについては、そこまで詳しくなかったりします。
そして、独断で下記の4つの文化圏に分けてみました!
(1)JR文化圏
- ①京浜東北線エリア
- ②埼京線エリア
- ③高崎線エリア
- ④宇都宮線エリア
このエリアは、基本的に問題のないエリアです。③、④の大宮以北に関しては、通勤快速が止まる主要駅とそれ以外の駅で若干割り引いて考える必要があると思います。
また、大宮以北になると、地元の工業団地等に通勤する人、大宮・浦和に通勤する人が増えてきます。
埼玉の中心地で、池袋を植民地だと考えている人たちが住んでいます。
(2)川越文化圏
- 東武東上線エリア
このエリアは川越まではOK。川越市駅を過ぎるエリアは・・・という感じが個人的にはします。同じく、池袋を植民地だと思っている人種が住みます。
(3)西武線文化圏
- ①西武新宿線エリア
- ②西武池袋線エリア
東京の郊外を通り、所沢を通過します。所沢以北は・・・という気がします。
そして私はこのエリアには全く縁がありませんので、解説はライトです笑
ここにも、池袋、新宿で飲みたがる埼玉県が生息します。
(4)伊勢崎線文化圏
- 東武伊勢崎線(スカイツリーライン)エリア
私の地元、春日部も駅前がだいぶ寂れてきてしまいましたが、東京(大手町)に1時間でギリギリ通える人々が住みます。池袋に愛着はなく、千住、秋葉原、上野を東京だと思っています。
翔んで埼玉で、埼玉の植民地のように書かれていた池袋には、ほぼ行かないので、やたらブクロに詳しいの?とか、ブクロで遊ぶの?とか聞かれてもピンときません。
ただ、半蔵門線が直通した影響で、渋谷にはたまに行きます。
私の肌感覚では、埼玉は東京に通える圏内で勤務地まで1時間の電車通勤を許容した(妥協した人々)が、住宅購入時の年収とその時の勤務地に応じて、(1)~(4)の文化圏の中に住んでいます。
そして、もう1つ強調したい点としては、1時間程度の通勤・通学は当たり前だと思っていることです。
なぜなら、自分が通勤できる中で最大限いい条件で親世代は自宅を買ったのですから!
当然のごとく満員電車で1時間程度の通勤を定年まで繰り返します。
そして、高校生になると、子世代にも英才教育が始まります!
自宅から自転車で通うという選択肢を取った人以外は、高校生になると同時に
・駅まで自転車に乗り
・電車に最低でも30分乗り
・駅から15分程度歩く
という生活を始めるからです!
こうして、社畜魂を持った人材が大量生産されます。
大学に進学しても、一人暮らしなんてできるのは、そうとう余裕のある家庭に限られ、2時間程度までは自宅から通わさせられます。
(そもそも1人暮らしさせられる経済力がある家庭は、東京に住んでるんですよ!笑)。
そして、専業主婦だったはずの母親は、扶養の範囲内でパート勤めをして学費を稼ぎます。
そして、103万の人、130万の人で勤務日数が週1日変わります!旦那の稼ぎがよくなることはあまり期待できません。それが期待できる人はもっといいエリアに住んでいますから…!
また、これはあくまで愚痴ですが、パート勤めが計算でき、安価な労働力が提供されるため、県内でバイトしようとすると時給は800円程度(15年前当時)でした。
だから、埼玉の学生は都内で終電までバイトします笑
そして、埼玉県内は人口の割に大学が少ない理由も、この通勤をいとわないこの県民性にあるのではないか?と思います。
県内に中途半端なレベルの大学を作っても、みんな回避して東京に通ってしまいますからね!
ですから、学生需要を期待してアパートを作っても、本当に学生が入居するのか?は疑問です。
この意味では、当社で北越谷駅(文教大学最寄り)にアパートを新築したのですが、入居者の半数が大学生になったのは少し意外でした。
ただ、入居している大学生は全員県外の方であること、申込が国立大学発表後に相次いだことから、上記の仮設を証明していなくもないかと思います。
長きにわたってお付き合いいただきありがとうございます。
埼玉県民の生活について、少しは理解できましたでしょうか?
そして、この県民性を理解しておくと、物件の購入にも役立つのではないか?と思います。
次回は、最近高利回り物件が出てきたとある沿線のとあるエリアとそのリスクについて、記事にしたいと思います。
皆様の投資の一助となりますと幸いです。
菅原
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