2025.09.27

最近の市況感と仕入れに大事なこと

こんにちは、マーブルの菅原です。

投資家のみなさまは、物件を購入できておりますでしょうか?

特にネタもないので、備忘的に市況についてだらだらと書いてみます。

 

普段は商いが枯れる8月も当社ではコンスタントに案件をこなしておりました。

そして、9月に2件決済をし、10月に入っても入札案件になってしまいますが、買えたらいいなという案件が2本控えております。

 

検討できる案件が増えてきているということは、値段が少しずつ下がってきているのでは?という疑念も出てきています。

 

なんとなくの感覚ですが、今検討している案件も私がこの業界に入ったばかりの8年前には検討していなかったレベル感で値段が高いのは事実です。

ただ、検討できる案件が増えているということは、どこかで一番上がったタイミングをピークだとすると、そこからは少し下がっているということなのか?とも感じます。

 

では、なぜそのように考えるのか?

私もこの業界にいる期間が長くなったためか、いろいろと声をかけていただく方が増え、物件の情報量が増えたのは事実ですが、その増え方というのは関数的な感じではありません。

振り返ると業界歴1年目、2年目に比べたら情報量は増えていますが、5年目の自分と現在9年目の自分にくる情報量が圧倒的に変わったか?というとそうは感じません。

 

物件の情報量が増えて仕入れ営業としての実力があがったという理解は正しくないと個人的に思います。

 

よく同業者と話をする中で、買えてますか?どうですか?みたいな話をするのですが、実力ってなんだろうか?教育とは?みたいな話をするのですが、そこにまだ明確な回答はできておりません。

 

物件が入ってくる仕組み化が!とか、独自の情報網が!とか、強いパイプが!とかそれっぽいことを、対金融機関への説明としてはしますが、結局は「運」だと私は理解しています。

 

Aという物件の情報にどのタイミング、どのルートで触れることができるか?は完全に運です。

だから、不動産業者に飛び込むことが意味のある行動になるんです。

そうじゃなければ、オープンハウスの営業があんなにひっきりなしに来ません。

あー、そういう案件、ちょっと前にあったよ~と言われたことは数知れずあります。

 

じゃあ、実力の部分はなにか?ということを考えたときに、Aという物件をどうしたら料理できるか?という発想、値付けの正しさ、スピード感といった部分の経験値になるのかと。

 

さて、ここまでで、「運」と「実力」というワードの定義づけをだらだらとしてきましたが、以上の理由から検討できる案件が増えてきているということは、全体的な物件の金額が少し下がったのではないか?と考えます。

ただ、ピークの金額を知っているので割安に見えるし、数字としても組みたつということかもしれません。

相場的にどうだったか?というのがわかるのは5年単位のスパンで考えないと対局を見誤っているという可能性はありますが。。。

 

長くなったのでこのあたりで。

皆様の投資の一助となれば幸いです。

菅原

 

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