2023.05.13
2回目の立ち退き案件④ ~クセのある入居者との出会い~
こんにちは、マーブルの菅原です。
久しぶりに、重い腰をあげて立ち退きの記事の続きを書きます。
前回の記事はこちら
今回は、この立ち退きで今回、一番大変だった入居者とのエピソードをついに書きます。
生活保護の入居者ということは知っていたので、物理的に現金が出ていくことは考えなくてよかったことから、なんとかなるだろうと思っていたのですが、全然なんともなりませんでした。。。
その入居者の部屋の前には、ゴミ袋がおいてあり、氷結の空き缶が大量に入っておりました。
挨拶をして部屋に入ると、とにかくヤニ臭い。
そして入居者はTシャツ、短パンで姿を現したのですが、全身にもんもんが入っておりました。
大当たりです。。。
刺青が入っている人を見るのは、西麻布のサウナで免疫がついているのでビビることもないですが、大変な相手で。。。
仲良くなるというと語弊がありますが、ある程度関係性を作らないといけないと思い、色々と話をしたのですが、話し始めるとなかなか帰してもらえない。。。
「契約は来年まであるから~」、「急いでないから~」、「立ち退き料で知り合いは〇〇円もらったから~」とか、
ホームページみたんだけど、銀座から来てるのか?とか言ってプレッシャーをかけてきます。。。
そして、冷蔵庫に入っていたみたことなりメーカーの果汁がほとんど入ってない、りんごジュースを飲みながら話をすることに。。。
部屋に入って話し込むと、オフィスに帰社するタイミングではヤニにやられて気分が悪くなります。。。
差し入れとして氷結を買い込んで何度か通って、何を言っているのかわからない話を聞かされながら、
「今いる場所よりいい条件の部屋になるのであれば引っ越しは考えなくもない、邪魔するつもりはないから」という発言を引き出すことになんとか成功!
気に入った部屋があれば引っ越しをするというところまで気持ちをもってきたので、次のアポをきって、候補となる部屋のマイソクをもって付き合いのある仲介会社のスタッフとともに、部屋を訪れたのですが、図面を見た瞬間に、、、
「こんな物件住めるか!」と怒鳴り始めます!
元その筋の人ということもあり、そうやってマウント取るのね。。。といった感じです。
ただ、こちらからすると、駅距離と予算がそれだとそういう物件しかないのよ!
と言っても「貧困ビジネスか、このやろー!」と言われ、そそくさと退散しました。。。
一緒に来てもらった管理会社のスタッフに申し訳ないと思いつつ、転居先の部屋探しを長期戦覚悟でスタートすることになりました。
次回へ続く。。。
菅原
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