2025.03.03

AIって言っとけばいいんです

こんにちは、マーブルの菅原です。

今回は不動産に限らず、投資というよりかは、もっと下世話にお金儲け、集客というジャンルで、最近思っていることを愚痴ってみます。

 

「AI」って言えば、なんとなくすごい気がしませんか?なんとなく儲かる気がしませんか?

そこに、だましの手口があるかもしれません。

「AI」ってそんな大層なものですか?

 

そもそも、AIだとか、ビッグデータだとかっていう話も、同じものがたくさんあるから機能する話しなわけで、道路一本違ったら売値が違うとかいうことがある不動産業界では、ワンルームマンションくらいでしか使いようがないのがビッグデータだったりするわけです。

 

不動産賃貸業をやっていて家賃査定にAIを使ったらという可能性もあり、AI査定で賃料アップと満室稼働みたいなことを謳う業者もいるでしょうが、そのAIって果たして本当に必要ですか?

自分が持っている8部屋や10部屋のうち1部屋、もしくは2部屋を埋めるという条件設定だったら、直近で決まった家賃、退去のタイミング、部屋のリフォーム状況といった要素から管理会社と相談して決めるというのが一般的で、無理やりAIを使ったからバリューが出ましたとか、家賃が10%あがりましたとかいうものではないんですよね・・・

 

むしろ、直近で家賃をあげられた経験があるとか、最近の市況はこうだよとかいう局所的な情報、先取り的な情報の方が生かせる気がするんですよね?

そういうの「勘」とか言いません?

 

不動産業界も、まだまだ古い業界で、仕入れなんて、足、電話、FAXを駆使して、いかに早くインサイダー情報をゲットするか?なんて世界なのにも関わらず、AIを押し出す人はそうやってカモを集客してるんですかね?

データが集まるころにはその情報、味がしなくなっているなんてこともありそうです。

 

余談ですが、携帯で無料ゲームをやっていて、AIを使った競馬予想を提供すると1枚目のスライドで表現しながら、次のスライドで表に出てない情報で!という関係者情報をにおわせるなんて広告もありました。

インサイダー情報ってAIの対極じゃん!と思い、思わずツッコミを入れてしまいましたよ!

私が競馬で血統が好きなのは、データが集まりきる前に美味しい思いができたり、人によって解釈が違ったりということで情報に揺らぎというか遊びがあり、その中で、たまに美味しい思いができるからなんですよ!

 

そういえば、スポーツ業界で働いていた10年くらい前は、ランニングブームで、素人相手にイベントを打つときは「動作解析」とか言えば集客しやすかったんですよね!

これも、直近の〇〇AIと同じで、なんかよくわからないけどすごそう、ハイテクなんでしょ?みたいなノリでしたね、今思えば。

 

あ、某収益物件を扱う業者も社名を〇〇マーケティングから〇〇AIに社名変更してましたね。。。

どっちも情弱ホイホイなワードなような。。。

 

これ以上はよくない方向に進むので、このあたりで。。。

 

皆様の投資の一助となれば幸いです。

菅原

 

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