2025.07.19
ついに、潰れたクラファンが出てきました、、、
こんにちは、マーブルの菅原です。
ついに、こんなニュースを聞くことになってしまいましたね。
大規模な破綻はヤマ〇ケエステートか、み〇なで大家さんか、どっちかな?と身構えていたのですが、思わぬ方向から破綻のニュースが入ってきました。
横浜に本社がある、ダイムラー・コーポレーションの破産申し立てにより、ダイムラー社が運用していたクラファンも破綻することが確定的なようです。
詳細は楽待の記事もご参照ください。
https://www.rakumachi.jp/news/column/375981
そういえば、1年くらい前に、ダイムラー社に入社したばかりだという新人の女性営業と不動産業者の交流会にて名刺交換したのですが、その人はどうしてるのでしょうか?
冗談を言えるくらい仲がよければ、電話するのですが、さすがに一度会ってメールしたくらいだと、無神経を売りにしている私でも聞けないです。。。
さて、以前のヤ〇ワケが危ない!と指摘した記事でも書かせていただきましたが、不動産クラファンって、言ってしまえば、まっとうな金融機関から低利で調達できないものを、高利回りをうたって高い金利を払って市中から資金を調達して、売却益を見込んで配当を出しているというスキームなんです。
したがって、想定通りに売れない物件が複数出てくると、運営会社の財務状況によっては簡単に飛んでしまうものなのです。
逆に、まともにローンを調達できる商品で、まっとうに調達できる会社であれば、不動産クラファンの世界には足を踏み入れない方が合理的というのも、言えるのではないでしょうか?
弊社内でも不特法の改正の際に、調達しても買う物件ないよね?システム導入費回収できる?という議論になり、見送りましたが、見送って正解だったなと感じます。
ダイムラー社の商品には、沖縄で民泊を運営するためのファンドなんて商品もあったりしますが、民泊の利回りを前提にした事業計画には個人的には危うさを感じますね。
当社で保有している物件の一部(大き目な部屋を1部屋、2部屋)民泊にしているケースはありますが、あくまで購入時は通常の賃貸運営で回る金額で購入しており、せっかくブームだし事業計画を見ると、入金ベースで1.5倍程度になるのであれば、やってみてもいいよね!というような形で民泊をやるケースはありますが、民泊で回したら儲かると思うんですけど、、、みたいな空レジ・空ビルの提案は検討したことはありません。
ある程度の楽観主義がないと投資には踏み込めないという側面はありますが、一方で、絶対に負けないという手堅さを持ってやらないことを決めるということや、わからないものには手を出さないという、当たり前の姿勢も大事だと改めて感じさせられました。
皆様の投資の一助となれば幸いです。
菅原
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